
こんなとき!レンタルLEDの利用で賢いビル運営 第1回【週間ビル経営 連載】
2021年11月15日
レンタルでやってみよう編
「グリーンレント」サービスとは
昨今ではいろいろな設備や機器の性能の高度化が急速に進んでいる。一方、機器の高性能化に伴う改修費用の高騰と相俟って改修スパンは長くなる傾向にあるため既設機器がどんどん陳腐化する嫌いがある。賃貸ビルの場合は近隣ビルとの競合もあり、漫然と改修タイミングを伸ばすだけではテナントの獲得に窮することもある。
そうした問題の解法の一つとして「レンタル」がある。賃貸ビルの運営上欠かせない照明・空調・電源などの設備をレンタルするサービスがいろいろと市場に出てきているが、今回は照明部分について、エナジーセーブ株式会社(東京都港区)の「LEDレンタル」を紹介する。
天井照明は建物付属設備として位置付けられ、入替にも電気工事を要するため、これを「レンタル」するというのは違和感があるが、ネット上でも「LEDレンタル」なるサービスが検索できる。しかしいずれも「期間7年」「最低5年」と長期の契約期間の縛りがあり、実質は「割賦販売」であった。不動産賃貸借契約が通常2年間を契約期間とすることより、テナントが借主となる以上レンタルもこれに準ずる必要がある。
エナジーセーブの「グリーンレント」サービスは、LED照明を1~2年の短期からレンタルできるサービスである。
また解約する時は、基本契約期間(1~2年)が過ぎていればペナルティ無しで簡単に原状回復できる。
レンタル中はビルオーナーの管理者責任はレンタル中は業者が負うことになる。消耗品も業者負担、トラブル発生時も業者責任で修繕を行うため、ビルオーナー・テナントともに面倒がない。このようにレンタルサービスを上手に使い、合理的賃貸ビル運営を進めてみられては如何だろうか。
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